それでは黒崎砲台跡を出発して黒崎入口_バス停方面へ戻ります。
黒崎半島にはぐるりと一周出来るように道路が通っていたので、行きに通った道とは違うルートで戻る事にしました。
それにしても今日は良い天気。というか暑い!
10分位歩いた所で道の両脇になんとなく違和感?
そのまま通り過ぎたが、やっぱり気になって振り返ると…。
二本の石柱を見つけました。
「違和感はこれか~」と近くで見てみると、錆びてボロボロだけど門扉の金具みたいなのが付いてる。
「ここって昔は門があったんだな~」って想像していると……なぜ?どうして???
疑問だらけで気になったから、スマホで調べてみると…やっぱりビンゴ!
昔ここには門があったんだって。
戦時中、この周辺は日本軍の軍事機密地だったそうで、軍の関係者のみ出入りする事が許されていた。
そのため部外者の進入を防ぐ事を目的として、この場所に検問所を作り厳重に管理していた。(当時は黒崎砲台とかも軍事機密だったんでしょうね。)
見つけた二本の石柱は、その検問所の名残でした!
ここから数百メートル行った所にも同じく二本の石柱があり、当時は検問所が2箇所あったそうです。
検問所の名残。
長閑な景色を眺めながら歩いていると白い看板が見えてきた。
その看板にある説明を読むと、少し怖い事が書いてある。
「婦人がこの石に腰をかければ、子を産まない」って………こわっ!
それは「不産女石(うまずめいし)」という物(岩)でした。
後に調べたところ、結構古くからあるらしく江戸時代の書物にも書かれているそうです。
不思議な言伝えですねぇ~。
バス停の近くには「里浜海水浴場」もあります。
岩の上にしめ縄?みたいな物を見つけました。
なんでしょうか?
そろそろバスが来る頃なのでバス停に移動です。
少し早いが今日はお宿へ戻り、ひとっ風呂するとしよう!
壱岐島の旅2日目に訪れた黒崎半島ともこれでお別れ。
明日は壱岐島の旅も3日目、最終日!
それではお宿に向かいま~す。